屋根のメンテナンスやリフォーム工事には、主に「塗替え工事」「重ね葺き工事（カバー工法）」「葺き替え工事」の3種類があります。屋根に使用されている素材や塗料や面積によっても価格は異なりますが、最も安価で行うことができる塗替え工事でも、足場が必要になると50万円以上の費用はかかってしまいます。
ただし、屋根が台風により損傷を負うケースでは、屋根全面ではなく一部などの部分的な修理で済むことも多く、その場合は30万円以下で収まる場合もあります。
屋根の部分修理は、屋根工事の中でも最も低価格で行われます。具体的には、雨どいの修理、雨漏りの修理、棟板金取付け工事、波板交換工事、割れた瓦の交換やズレの修繕などを、30万円以下の価格で行うことができます。
火災保険を活用することにより、台風で受けた屋根の損傷は無料で直すことができますが、予算が限られている場合は、そこから逆算して屋根工事を行う必要があり、依頼先によっても10万円〜20万円程度の違いが出ることは珍しくありません。
したがって、最初の見積りで予算オーバーになったとしても、他の業者から相見積りをとることをおすすめします。